借地(底地)は「どの財産に色分け」されるか?

底地とは借地権負担がある土地のことを言い貸宅地とも呼ばれ、大きな特徴は2つ

あります。

@    一度人に貸したらほぼ戻ってこない(≒流動性が低い)

平成4年7月31日以前に設定された借地権は旧借地法によるものです。旧借地法は

借地権者を強く守るという趣旨で制定されており、貸し主側から契約を解除すること

がほとんど不可能なため、貸し主にとってかなり厳しい負担がある法律と言えます。

今でこそ借地契約の期間を定めた定期借地権というものが認められていますが、旧法時代の借地契約を更新時に新法の契約に変えることは認められていませんから、一度

貸したらほぼ返ってこない土地といえるでしょう。

 

A    受け取り地代が安い(≒収益性が低い)

 受取地代は公租公課の3〜5倍程度で、地代受取後に公租公課を支払うと手取り額

は2/3程度になります。そこから所得税、住民税を支払うので最終手取り額は受領地代

の1/3位となります。これではとても多額の相続税を支払う財源にはなりません。

 

流動性も低く収益背も低い上に、借地権者と権利関係等だもめることもしばしば、

となれば、現在の所有者にとっても、将来財産を承継する人にとっても、ありがたい

財産とは言えないでしょう。以上の点から考えると、底地は、「組み替える財産となるでしょう。」

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